ヤマト運輸の事業拡大のために考えた経営戦略とマーケティングがためになる。
本の概要
【タイトル】 小倉昌男 経営学
【著者】 小倉昌男
【発行】 日経BP社
感想
ネタバレ的になるが…
戦後復興頃に、郵便や輸送貨物が中心の時に個人向けの宅配事業を開拓した話。
他社ではできないと思われていたスピードや採算性を考え抜き、輸送網を構築していった。
荷物が増えないとサービス開始できない?
「社員が先、荷物が後」「サービスが先、利益が後」である。
社長自らこういった思考だといいよなあと思う。
もちろん社員の大切さも分かっている。第一線で顧客と接しているのは、配達員である。社員への投資や利便性の向上を常に行っているから、サービスレベルを維持できているのだなと思う。
他にも、何が第一で何が第二とはっきり指示できる社長が戦略的な社長である。
第二が言えないなら、全てが第一になってしまうのではないか。
確かに納得!
おすすめ
【おすすめ度】 ★★★★★
【こういうときに】
・ 経営、マーケティングを勉強したいとき。
・ 事業創出、拡大のときに忘れてはいけないマインドを学べる。
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